こんにちは、浦安駅前鍼灸整体院です。
先日、『小学校高学年の娘が下半身に脂肪が付きやすいみたいで悩んでいる、姿勢も悪い気がする』とご相談を受けました。
女の子はちょうど気にし始める時期ですよね。
私も同じくらいの時期に太りやすくなり、とても気にしていたのでよくわかります。
ちょうどホルモンバランスの変化が起こる時期なので身体の変化としては正常なことだと今ならわかるのですが、当時は結構辛かった記憶です。
また、人によって脂肪がつきやすい場所も違うと思います。
全体的に脂肪がつく子もいれば、今回相談があった子のように下半身に付きやすいタイプの子もいます。
目次
どうして脂肪がつきやすくなるの?
ご相談にあった通り、女の子はまさに小学校高学年~中学生頃に成長期の体重増加が起こります。これは身体が大人になる準備の一つで、高校卒業くらいには激しい増加は止まるのが一般的です。
もちろん肥満までいってしまうのは良くないですが、体に脂肪がついてきたとしても十分に運動量がある場合は年齢と共に安定してくるので、気にする必要がないことがほとんどです。
太った!と思い食事を抜くなどの過度なダイエットをしてしまうのは、骨や筋肉の成長を妨げてしまうので絶対に良くないです。
中学生以上であれば、肥満に当てはまるか簡単なチェックはBMIを参考にするといいと思います。
BMI=体重kg÷(身長m×身長m)
計算してみて18.5~25未満であれば適正体重です。
もし、BMIが25以上で、過度にカロリーを取ってしまっていたり栄養バランスが崩れている場合(極端に脂質が多い、たんぱく質が不足しているなど)は調整が必要ですし、全く運動習慣がないようであれば適度な運動は必要になるので親御さんの協力が必須だと思います。
下半身に脂肪がつきやすい…原因は?

上半身は普通なのに下半身だけ気になる、こういった場合は整体でも対処できる可能性があります。
現代の子供は外で遊ぶ機会が減っていることに加えて、スマホの使用やゲームをする時間は増え座っている時間が長くなり、慢性的に運動不足な子も増えています。
そうすると
・猫背やストレートネックなどの姿勢の崩れ
・骨格の発達不足
・体幹機能の低下
などが起こりやすくなります。
その結果単純に脂肪が多いというのではなく、体の使い方がアンバランスになることで下半身が太く見えるような筋肉の張りが表れることがあります。
このような場合、整体は効果的です。
下半身が太く見える主な原因
①身体の使い方の偏り
普通に立った状態だと体幹や内臓の重さが常に前にかかろうとするため、この力を制御するために後ろから引っ張る力が必要になります。
この後ろに引っ張る役割をしてくれているのが体の後ろ側にある頸部伸筋、脊柱起立筋、大腿二頭筋、ヒラメ筋などの【主要姿勢筋】です。

悪い姿勢のまま長時間座りっぱなしで運動不足だったりすると、この主要姿勢筋が弱くなってしまい正しい姿勢をキープできなくなってしまいます。
主要姿勢筋が働かず後ろに引っ張る力が弱くなってしまうと体の重さは前にかかります。
その重さをどこで支えるのかと言うと、太ももの前側の筋肉【大腿四頭筋】が過剰に働くことになります。

そうすると体のバランスを取るために前ももがパンパン、足だけ太く見える、という状態が出来上がってしまうのです。
小中学生で無理な筋トレを行うことは成長の妨げになる場合もあるのでおすすめはしませんが、普段から良い姿勢を取るための筋肉は日常生活で使っておかなければいけません。
簡単なのはまず正しい姿勢で座る・立つくせをつけること。

正しい姿勢をキープするために筋肉を使うことが、筋トレの一つになります。
整体でも体のバランスを整えていきますが、良い状態をキープするにはセルフケアも必要です。
特に過剰に使ってしまっている前ももはそのままにしておくとなかなか改善が難しいので、日常的にストレッチをするようにしましょう。
②子どもにもむくみは起こる

【むくみ】というとなんとなくデスクワークをしている人や立ち仕事をしている人の悩みというイメージもありますが、運動不足で筋肉を使えていないと子供でもむくみは起こります。
特にふくらはぎは第2の心臓と呼ばれる場所で、下に溜まっている血液を上に押し戻す働きがあります。

ふくらはぎの筋肉が使えていないとそのポンプ機能が弱まってしまい下半身の血液は重力の影響で下にたまりやすくなります。
そうするとむくみやすくなり、これも脚が太く見える一つの要因になります。
改善するにはまず歩く距離、時間を伸ばしてふくらはぎの筋肉を使うこと。
かかとを上げ下げする運動をしてみたり、運動と遊びの中間で縄跳びなんかもおすすめです。
③足の機能低下も下半身太りに繋がる
現代の子どもに増えてきているのが足の過回内(オーバープロネーション)。
後ろから見るとかかかとが内側に倒れたような状態で、聞き慣れた言葉で言うと扁平足とも呼ばれる足の状態です。

子どもの足は元々扁平足ですが、成長とともに筋肉が発達し、足裏に内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチといった3つのアーチが形成されます。
このアーチがあることで衝撃を吸収してくれたり、バランスが保てたり、効率よく歩くことができます。
扁平足はこの中でも内側縦アーチが潰れてしまっている状態です。
運動不足などで筋力が十分に発達していないと足のアーチを保てなくなり、べちゃっと潰れたような足になってしまいます。
うまく足を使えなくなることで、体の他の部分でバランスを取るようになる→ふくらはぎがパンパン、というのはよくある例です。
むくみの対処法と同じようにふくらはぎの筋肉を使うことに加えて、足の指を使うことが大切になります。
タオルを足の指でたぐり寄せるタオルギャザーのような運動がおすすめです。

また、靴を正しく履けていないことも過回内になる原因の一つで、大きすぎる靴を履いていたり、ひもを緩めに履いている方は注意です。
そういった場合はまずは靴を正しく履くこと、プラスでインソールの使用もおすすめです。
過回内になるとかかとが内側に倒れ、内側縦アーチがつぶれるような状態になってしまうので、踵を安定させアーチを上げるような矯正力のあるインソールを使うといいと思います。
当院ではインソールの作成も行っているので、ぜひご相談ください。
まとめ
このように下半身太りというのは単純に脚に脂肪が多くつくだけでなく、姿勢など身体の使い方が関係している場合が多いです。
大人でもダイエットしても脚だけ痩せにくい、なんて方は多いのではないでしょうか。
今回はお子さんの症例を元に書いてみましたが、大人でも同じことが言えます。
上半身に比べて脚が太い気がする…と言う方は普段の自分の姿勢や生活習慣を思い浮かべてみてください。
ストレートネック、猫背、反り腰、X脚、扁平足などの不良姿勢がある、運動習慣がない、などと言う方はそれが下半身太りに影響しているかもしれません。
姿勢を維持するには筋力も必要になりますので、正直すぐに結果が出るのは難しいです。ですが、コツコツ身体を整えていけば必ず変わります。
しっかりサポートさせていただきますので、同じようにお悩みの方はぜひご相談ください。

