
こんにちは、浦安駅前整体院です。
今回は成長期の子どもに起こる骨端症について書いていきます。
骨端症というと聞きなれない方も多いかもしれませんが、オスグッド病というと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
オスグッド病は成長期の子どもによくみられるスポーツ障害の一つで骨端症の代表格になる疾患です。
目次
骨端症と成長痛の違い
成長期の足の痛みというと、成長痛という言葉がありますよね?
骨端症と成長痛は同じものですか?
骨端症は成長痛と勘違いされやすいですが、この二つは全く別物です!
そうなんですね、
では子どもが『足が痛い』と言ったときにどう見極めればいいのですか?
骨端症と成長痛の大きな違いは、
痛みが出始めた原因があるか、痛みの場所がはっきりしているか、
まずはこの2点を確認してみましょう。
骨端症は繰り返しの外力や運動が原因となり、成長期の骨の端っこの骨端が損傷するものです。
成長期は骨の急激な成長に筋肉や腱の成長が追い付かないことで筋肉の伸張性が低下することも、骨端に負担をかける原因となります。
痛みの場所もはっきりしていて運動時痛や圧痛があり、腫れが出ることもあります。
それに対して成長痛は原因不明で一時的な痛みです。
夜にふくらはぎやすねなどの痛みを訴え、翌朝にはケロッとしている場合が多いです。
このように成長痛と骨端症は全く別のものです。
子どもが『足が痛い』と言ったときに、きっと成長痛だろうで済ませず、足が痛いと言っても足のどこが痛いのか?どんな時に痛いのか?
しっかり聞いてあげることで、骨端症かも?と早めに気づいて対処してあげられるかと思います。
代表的な足の骨端症
ここでは代表的な足の骨端症である、オスグッド病とセーバー病について書いていきます。
オスグッド病
オスグッド病は膝下の脛骨粗面に起こる骨端症で、成長期の子ども特に10~15歳の男子によく見られます。
大人でたまに膝の下がボコッと出ている方がいるのですが、それは子どもの頃になったオスグッド病のなごりであることが多いです。

~オスグッド病の原因~
繰り返しのジャンプや走る動作によって、大腿四頭筋の緊張が強くなり脛骨粗面に引っ張られるような力がかかることで、柔らかい成長軟骨に負担がかかり痛みや腫れなどの症状が出てきます。
~治療法~
治療としてはまず筋肉の柔軟性を改善することです。
脛骨粗面につく大腿四頭筋の柔軟性を改善することも大切ですが、実はもも裏(ハムストリングス)の柔軟性もとても大切になります。
ハムストリングスが硬くなると、骨盤は後傾位になりやすく、ジャンプ動作などを行うときに後方重心になりやすくなります。
後方重心になることで脛骨粗面にはストレスがかかりやすくなるのでもも裏の柔軟性改善も重要なのです。
セーバー病
セーバー病はかかとの骨に起こる骨端症で『踵骨骨端症』とも呼ばれます。
特に8~13歳くらいの男子によく見られ、かかとに痛みを訴えます。

~セーバー病の原因~
かかとにはアキレス腱が付いています。
走る・ジャンプなどの動作が多い競技をしていると、踵骨の骨端にはアキレス腱を通じて繰り返し引っ張られる力や圧迫が加わるため、発症の原因となります。
~セーバー病の治療~
アキレス腱と繋がっているふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の柔軟性の改善が大切です。
また、セーバー病を発症した子供の足は多くの症例で扁平足や回内足などのアライメント不良が確認できるとの報告もあります。
そういった場合はインソールの使用もおすすめです。
矯正力の強いものや、足に合わせて成型できるものがありますので、症状や足の状態に合わせたものを靴に入れることができます。

当院でできること
骨端症と診断を受けたらどんな治療をするんですか?
骨端症は運動によるオーバーユース(使い過ぎ)が原因になることが多いので、日常生活で痛みが出るような場合は運動制限も治療の一つです。
しかし、運動をやめて痛みが出なくなればそれで治ったのかというと、原因がそのままだとまた痛みが再発してしまいます。
当院ではなぜ痛くなってしまったのか?原因をしっかり見つけて改善していくために、お子様向けのジュニアカイロプラクティックのコースをご用意しています。
骨端に付く筋肉が硬くなり引っ張ってしまって痛みが出ているとしたら、その筋肉が硬くなってしまうことにも理由があります。
単純にストレッチ不足だったのかもしれないですし、身体のゆがみが出ていることで骨端に引っ張る力や圧迫する力がかかりやすくなっている場合もあります。
ジュニアカイロプラクティックではそういった身体のバランスを整え、痛みが出にくい状態を作っていきます。
まとめ
なんとなく骨端症についておわかりいただけたでしょうか?
ざっくり理解できました!痛みの原因や場所がはっきりしている場合は骨端症を疑って、診てもらおうと思います。
また、今回は特に多いオスグッド病とセーバー病について書きましたが、
足の骨端症は他にも
・第1ケーラー病(舟状骨)
・フライバーグ病(第2中足骨骨頭)
・イズリン病(第5中足骨基部)
があります。足の甲に局所的な痛みを訴える場合も注意が必要です。
骨端症は特に運動をしている子に多く発症しますが、痛みを我慢して運動を続けてしまうとその後のパフォーマンスに影響が出てしまう可能性があります。
痛みがあっても我慢してしまう子も多いので、
・足を引きずったり、びっこを引く
・特定の場所を触ったり気にする
ようなそぶりがあれば親御さんや指導者など近くにいる大人が気にかけ、早めにお身体のメンテナンスができる環境を整えていきたいですね。