浦安 整体Total Body Care浦安駅前整体院Top» カイロプラクティック(整体) > 猫背と腰の反りの関係
腰が反りすぎていて、背中は猫背とずっと言われている今回の患者さん。
体の歪みだけでなく、腰痛と肩関節の痛みが長きにわたりずっと出ている状態です。
胸を張ろうとすると腰が反り、腰を真っすぐにしようとすると背中が猫背になる。
ご本人ではもうどうすることも出来ないご様子でした。
(40代 女性)
①猫背と腰の反りが強い状態
②腰痛と肩関節の痛みがある
③仕事は夜まで忙しく、運動をする時間がない
④仕事はほぼデスクワークであまり動かない
仕事が忙しく、デスクワーク。週末は疲労と家族サービスで中々自分の時間が取れない…。
付き合いなどもあり、以前より体重も増加傾向にあるようです。
社会人によくありがちなパターンの方です。
さて、今回を期にしっかりと体と見つめあっていきたいと仰っておりました。
最初の施術本当に体が固まっておりました。
過緊張を起こしている筋肉をしっかりと緩め、歪んでいる体の骨格調整を念入りに行いました。
2回目、3回目とあまり変化は感じなかったようですが、4回目以降だんだんと症状の改善が見られるようになりました。
調整後は関節の可動性は高まり、最初の施術に比べスムーズに動くようになっておりますが、元々の体の歪みはすぐには良くなりません。
仕事中の姿勢やご自宅での寝る前のストレッチなど出来ることからご本人にも日頃のケアをご協力いただき、二人三脚で症状の改善及び歪みの改善を行っております。
今回の患者さんは、猫背と腰の反りということで『交差症候群』が考えられる骨格でした。
猫背を強調する筋肉(大胸筋、小胸筋、大円筋、肩甲下筋、広背筋など)が硬くなり、背中の筋肉(菱形筋、小円筋、棘下筋など)が弱化している状態です。
また、反り腰を強調する筋肉(脊柱起立筋、広背筋、腰方形筋など)が硬くなり、腹筋側の筋肉が弱化している状態になります。
胸の前側と腰の筋肉が硬くなり、背中と腹筋側の筋肉が弱化する。
体を横から観察すると交差するような形で硬くなる筋肉と弱化する筋肉が見受けられます。
一度このような状態になっていしまうと患者さんご本人が、体を緩めるのは困難を極めます。
一度体の状態をしっかりと見極め、骨格の矯正と筋肉の調整を行わなければなりません。
幸い今回の患者さんは長きにわたりそのような歪みを形成してきたわけでは無い為、早めの改善が見られましたが、ご年配の方や長期に渡り歪みを形成されている方ですと、調整も長くかかっていきます。
猫背や反り腰で症状が出ていないからと放置しておくと取り戻すのに時間がかかります。
早いうちに施術をすることをお勧め致します!!