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カイロプラクティック(整体)

投球動作における肘の痛み

野球肘

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ご来院の患者さんのお子様が少年野球でピッチャーをしているそうです。

ここ最近投球後、肘の内側が痛くなるんだけどこれって「野球肘」?かな~っとご相談を頂きました。

親御さんとしては今無理をさせて将来ピッチャーが出来なくなってしまうんじゃないかと大変懸念されておりました。

野球肘はどういった事で発症するのか確認していきましょう!

投球動作における肘の負担

1.内側の肘の痛みの原因

<span>1.</span>内側の肘の痛みの原因

ピッチングは①ワインドアップ期②早期コッキング期③後期コッキング期④加速期⑤フォロースルー期に分類する事が出来ます。
その中でも③~④期にかけて肩関節が最大の外転・外旋位状態になります。
その時、肘関節には外反ストレスがかかり、肘の内側がけん引のストレスを受ける事になります。
そのけん引ストレスの制限をかけているのが内側の側副靭帯です。
数回ボールを投げる程度でしたら全く問題ないのですが、ピッチャーは何度も何度も投球を繰り返す為、どうしてもそのストレスに耐えきれず、内側側副靭帯が損傷を起こしてしまう場合があります。
そして内側側副靭帯が損傷してしまった状態を一般的に『野球肘』と呼びます。

2.更に悪化すると…

<span>2.</span>更に悪化すると…

チーム事情などでピッチャーがいない状態だと少し痛い状態でも無理してしまう方がいます。
上記の様に内側側副靭帯が損傷された状態で更に投球が繰り返されると肘関節がグラつき、内側に肘関節を留めておくことが出来ず、外側に肘が逃げてしまい外側に負担がかかります。
先ほどは内側の尺骨と上腕骨内側上課の関節及び内側側副靭帯がけん引されるストレスでしたが、今度は外側の橈骨と上腕骨外側上課が圧迫ストレスを受けてしまう事になります。
その状態を繰り返していき外側部の圧迫がますます強くなるとそのストレスを抱えきれず、上腕骨外側上課の関節軟骨の一部が骨と共に剥がれ落ち関節遊離体となり、離断性骨軟骨炎となります。

ここまでくると少し投球を休めば治る問題ではなくなる為、こうなる前のケアを考えていかなくてはなりません。

3.カイロプラクティック的アプローチ

<span>3.</span>カイロプラクティック的アプローチ

離断性骨軟骨炎になる前の一般的に野球肘と呼ばれる状態でケアを行うのが好ましいと言えます。
ピッチャーは下肢から始動をし始めます。足首が地面に着き膝、股関節と力が伝わり腰などの体幹、そして上肢へと力が流れボールをリリースしていきます。
その際に、どこかの関節や筋肉の可動制限などがあるとうまくボールに力が伝わらずしっかりとしたボールを投げる事が出来ません。
それどころか、今回の題材で挙げているような「肘」やピッチャーでもっとも痛めやすい「肩」、そして「腰」等に負担がかかりケガに繋がってしまう事があります。
浦安駅前整体院では、肘が痛いから肘だけ診るという施術ではなく、全身の関節や筋肉の可動や柔軟性などを確認し、投球の土台である下肢や体幹のバランス、スムーズに下肢からの力が肩や肩甲骨・肩・肘・手首まで一連の動きで行われているかなどを診ていきます。
そして、回復してからまた痛みが再発しないように、体の使い方の指導まで行っていきます。
また、症状によりカイロプラクティックより鍼灸施術や加圧トレーニングなどその方の回復度合いに合わせてプログラムを組んでいきます。

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