50代 男性
2週間前よりゴルフをした後に内側の肘に痛みがあり、整形外科に行ったら「ゴルフ肘」と診断。
レントゲン写真は全く異常なく、湿布薬をもらい数日間様子をみた。
日常生活での痛みが消失した為に、またゴルフをしたら前回より痛みが強くなった。
「ゴルフ肘」の正式名称は上腕骨内側上顆炎と言います。
大体の方は使い過ぎにより症状が出る方が多いと思います。
まず、肘の状態を観察してみると内側の肘が熱を持ち、肘を伸ばせない状態でした。
熱を取る為にアイシングをし、腕を曲げる筋肉の緩和を行いました。
それだけでも痛みは大分減ったようでした。
その後テーピングをしてなるべく数日は安静にしていただくようにお願いをしました。
肘の痛みを庇う為に肩や首の歪みと筋肉の緊張も診られたので、肩と首の調整も行いました。
その後数回の来院で日常生活はもちろんゴルフ後の痛みも大分減ったということでしたが、
再発防止の為に施術とセルフケアを継続して頂いてます。
ゴルフやテニス、野球のピッチャーなど反復運動の多いスポーツには肘の痛みが出る方が多くいます。
しっかりとした形でスイングや投球動作を行わないと痛みの出やすい原因となりますので、
日頃のケアを怠らないように注意して下さい。
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