40代 男性
腰のヘルニアで10年前に手術をし、半年間は調子が良かったがまた右足の痺れと
腰痛が出てきた。
今では1週間に1度注射をしているが、数日しか効かず仕事が儘ならない状態なので来院。
まず、立位で姿勢を診たところ、体が左側に傾いている(逃避性傾斜)状態でした。
強い右の腰痛と右足の痺れから体を庇うために体が左側に傾いてしまったと考えられる。
整形学的検査や筋力検査などを行い、施術へ。
筋肉の過緊張状態でしたので、腰の筋肉を中心に緩和して
ブロックなどを利用してなるべく体に負担のかからないように調整。
施術後はまだ、痛みや足の痺れは残るものの来院時より楽になったとの事。
2・3回目と早めに来院をし、腰をメインに全身のバランスを調整。
3回目終了後は足の痺れは出ていないことや筋力検査でも初めより力が入ることから
少しずつだが体は回復に向かっている。
しかし、始めよりは良いが体の傾き(逃避性傾斜)や腰痛が残る為、
引き続き施術を継続する。
今回の方は、比較的早く症状が改善しているが、ヘルニアはやはり重篤な症状なため
すぐ改善する方はあまり多くないと思う。
日頃の姿勢を気をつけ、少しでも体に違和感を感じたらケアしておくことで
ヘルニアなどの症状から免れると思う。
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